目次
【台湾の若者を知りたい】
「台湾が好きで何度も行ったことがあるけど、コロナの影響で旅行に行けない。」という方!
台湾のことを良く知っているつもりでも、この本を読んでもっと台湾のことを知ってみたら楽しくなるかも。
台湾の学校生活にしぼって学生へのインタビューを掲載しているので、台湾の学生生活を垣間見ることができます。
台湾好きでも知らない台湾情報が満載!
台湾の若者を知りたい
内容 | 詳細 |
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タイトル | 台湾の若者を知りたい |
価格 | 946円(税込) |
ページ数 | 224ページ(縦17.1cm,横10.5cm,厚さ1.4cm) |
音声 | 無し |
文字色 | 白黒 |
評価 | アマゾンのカスタマーレビュー/☆5段階中4.3(2021.8.11) |
Amazonのサイトでは、「試し読み」ができるので、ぜひ中身をのぞいてみてください。1000円未満で買える本なので、手軽に買って読めるのが良いですよ。この本に書かれている台湾情報をすべて知っていたら、本物の台湾通!
第1章:台湾の基礎知識
第2章:小学生の日常から台湾の生活事情を知る
第3章:日本とはちょっと違う?台湾の高校生活
第4章:台湾の大学生活
第5章:台湾人の本音
レビューの口コミが凄い!
具体的で魅力的な事例に満ちた台灣紹介本
一番ショックだったのは、第五章の「台湾人の本音」。予想はできたけど、台湾の若者の目に映る日本人像がストレートに、具体的に述べられていて、印象的だった。ほかにも、何人かの台湾人の生活や日本観を紹介した部分も興味深かった。(途中省略)
文化の違いというものは相対的なものではあるのだが、具体的に二つの文化がぶつかると、片方はあまり傷つかず、片方はすごく傷つくという不均衡が必ず存在する。例えば台湾の大学のキャンパスで、池の周りの歩道を毎日歩くのだが、いつも「なんで台湾人はすれ違う時にぶつかってきそうになるのか」よく分からなかった。実はそれは、肉体的な距離感の文化による違いに起因しており、台湾人は日本人ほど(生身の)肉体の距離感に敏感ではなく、印度人はさらに素足がくっついても気にしないほどなのだが、そうした相対的な違いで、苦痛を感じるのは必ず一方の方(この場合は距離が近いのをより嫌がる方)になってしまうものだ。
★★★★★
岩波シニア文庫?
文字が大きめです。説明も親切で、非常に読みやすかったです。岩波ジュニア文庫シリーズは、青少年だけでなく、老眼鏡をかけている人にもお勧めです。
★★★★★
タイトル通りの内容で非常によい
交流が深まる日台関係の中でも、日本の若者たちに同世代の台湾人について知ってほしいことが本書の中にあふれている。
学校の新学期や卒業式のことなど、こんな基礎知識さえ知らないことが多い。そんなところまできちんと紹介されている。
最後の章で、台湾人の日本人に対する意識や考えが率直に綴られている部分も非常によい。台湾に限らないが、日本人がどう外国から見られているかを知っておいたほうがいい。
★★★★★
つまみ食い的に読んでもOK
全部を読まなくても、気になるところだけつまみ食い的な読み方をしてもいいのではないかと思う。それにしても、こういう本を出そうとせっせと取材を積み重ねた著者の情熱には頭が下がる。
個人的にオススメな箇所3選!
台湾の若者を知りたい /岩波ジュニア新書
水野俊平/岩波書店/2018.5/税込929円台湾へ旅行をする日本人は増えていますが、私たちは台湾人の普通の若者について、ほとんど何も知りません。台湾の若者の学校生活、受験戦争、兵役、就活など、3年以上に渡る現地取材を重ねて知った、台湾人の日常生活 pic.twitter.com/MF7GVEEIrq
— 東方書店 東京店(神田神保町) (@toho_jimbocho) June 11, 2018
台湾の高校生に前髪パッツンスタイルが多いのはなぜですか?
「別に流行っているわけではなく、100〜150NT$の床屋さんに行くと、この髪型にされます」(p86より抜粋)
台湾の男子の友達は、確かにこの髪型が多いので、ちょっとビックリ。もしも旅行に行ったときに台湾の床屋に行ったら、同じ髪型になるということですね。
教室前に吊るされている「粽(ちまき)?」とは?
各教室の札の下には紙で作った赤い大きな粽(ちまき)が吊るしてあります。これは「粽(Zòng)」と「中(Zhōng:合格する)」の音をかけて、試験に合格するという願いが込められているのです。(p65より抜粋)
台湾の学校に通ったことがなければ、こういった情報を知るすべがないですね。こういった雑学的なことを知ると、「粽(Zòng)」の発音も覚えらえるし、台湾の友達と話す面白いネタが増えて嬉しいですね。
ちなみに、私が台湾の友達と話していてビックリしたことは、日本と台湾の小学校の違いです!
日本の小学校では「朝顔」を育てて絵日記を書いたりしますよね。かなり多くの小学校で行われていると思っています。しかし、台湾では、全く別のものが飼育されるのです。
これを聞いたときは、かなりビックリしました。
おそらく、女の子などは特に苦手な人が多いのではないか・・・と思われるものです。
日本の”朝顔”のように小学生が生き物の生育を観察する対象とは…
なんと、「蚕(かいこ)」なのです。
昆虫の蛾(が)の一種で、幼虫のときに「桑の葉」を食べる、あの昆虫です。
おそらく苦手な人が多いのではないでしょうか?
台湾と日本って、とても近い国ですが、言語だけでなく、こういった文化も大きく違う点があることを知ると、面白いですね。
台湾師範大学の有名な大学祭とは?
台湾の大学には特色のある大学祭を行う大学もあるそうです。台湾師範大学(台北市)の大学祭「西瓜祭(スイカ祭)」は有名です。この大学の開港記念日は6月5日で、「西瓜節」もこの時期に行われます。名称の由来には、「昔、師範大の学生が片思いの相手に西瓜を送って愛を告白したことがあったから」「『watermelon(スイカ)』の発音が『我的美人(ウォダ メイレン):私の愛しい人』という中国語の発音と似ているから」という二つの説があります。(p131より抜粋)
この話を台湾の友達にしたら、「なんでそんなこと知っているの!?」とビックリされました。台湾好きの方で、台湾の友人がいたら、この本を読んで、いろんなネタを仕入れて会話すると、とても楽しく話ができますよ。
台湾のイラストレーター、蚩尤さん
— 蚩尤 (@amatizqueen) February 10, 2018
爽やかな制服美少女を描く”女子高生制服絵師”として日本でも人気のイラストレーター!
蚩尤さんは、2015年に東京都の中野で個展を開催するくらい幅広く活躍されています。
アクセサリーを付けない、髪を染めない、パーマを掛けないなど、さまざまなこだわりを持ってイラストを描かれているので、これを踏まえて絵を見るとさらに楽しめますよ。
台湾好きの方は、次の本もオススメです。
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