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漢字の因数分解:なぜ女忍者のことを「くノ一」というのか?
なぜ女忍者のことを「くノ一」というのか?
『女』という漢字を書き順で一画ずつに分解すると「く」「ノ」「一」となるからです。江戸時代の忍術書「万川集海」に、そう書かれています。
このように、漢字を因数分解することで、漢字の中に、言葉や別の漢字が見つけることができたり、それを用いた漢字遊びが昔から行われているのです。
漢字の因数分解:木の上に立って見まもるのは誰?
「金八先生」というドラマの中で、『木の上に立って見まもる』のが”親”であるという話を生徒にしていた場面があります。つまり、”親”という漢字を分解すると「木」の上に「立」という漢字が乗っており、右側に「見」という漢字が隠れています。
隠れている文字を利用することで、親という言葉の意味にもつながり、ドラマの中では、国語の先生である「金八先生」が話す内容として印象深く、番組を見ていた方の中では記憶として残っている方が多いですね。
人が生まれるのに何日かかる?
人間がこの世に生まれるのに十月十日(トツキトオカ)かかる、その朝は、どんな親にとっても決して忘れられない日となる。
この「朝」という漢字を分解すると「十」「月」「十」「日」になっています。
「朝」という文字を創るときに、このことを考えたとは到底思えないませんが、これはとても不思議で、かつ、面白い話ですね。
名前が「朝美」「朝子」などのような「朝」がついている人の親は、この話を聞いたことがあり、その子供の生まれてきた「朝」の忘れられない気持ちと、おなかの中にいたトツキトオカの間の愛おしさを、子どもの名前に込めているかもしれないですね。
漢字の因数分解:人の夢とは?
「人」の「夢」は『儚』(はかな)いもの。
だから、どんなに「辛」くても、「一」生懸命に頑張ることで、みんな『幸せ』を追い求めている。
辛いときは、「一」度、「止まって」考えることで『正しい』方向が見えたりするもの。
たとえ「少」し「止」まっても、『歩く』程度でも前に進んでいれば、それは確実に前進しているということ。
人は、「プラス(+)」のことも、「マイナス(-)」のことも「口」から『吐く』が、
「口」から『プラス(+)』のことを言い続ければ、必ず『叶う』ときがやってくる!
他の人が辛いときや病気のときは、「手」と「目」で相手を思いやることで『看』病すれば、いつかめぐり巡って自分も助けられることがでてくるはず。
漢字の因数分解
「己」の「心」は、とかくに『忌』(いま)まわしい。
「心」に「非」があれば『悲』しくなる。
「心」が「荒」れれば『慌』(あわ)ただしい。
「心」を「亡」くせば『忙』しく、だいじなことを『忘』れてしまう。
「心」に「耳」をあてれば『恥』ずかしいことばかり。
『聞』くのは「耳」だけだが、『聴』くのは「耳」と「心」でするものだ。
『愛』とは「心」を真ん中においている真心である。
『恋』とは「心」を下においている下心である。
「女」の「子」を『好』きになるのはよいことだ!
「女」が「喜」ぶのは『嬉』しいことだ。
「女」は「家」に入ると『嫁』となる。
「女」は「古」くなって『姑』(しゅうとめ)になる。
しかし、子どもの「身」を「美」しくする『躾』(しつけ)をしてくれるのは嫁や姑だったりするものだ!
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