”听不懂”(tīng bù dŏng)
中国語を学習している方なら、初段階で覚える言葉 ”听不懂”(tīng bù dŏng)。「(聞いて)意味がわからない」という意味ですね。
今回は、あの”長澤まさみ”さんと、藍正龍(ラン・ジェンロン)主演の台湾ドラマで、長澤まさみさんがセリフとして話していた台湾語(台语)を確認していみようと思います。
日本語タイトルは、『ショコラ~流氓蛋糕店』で、2014年~2015年くらいに放送されたドラマです。
まずは、中国語を聞いていただきましょう。
1分42秒~1分50秒までです。
男:藍正龍 :”听得懂吗?”「わかるかい(聞き取れるかい)?」
女:長澤まさみ:”听不懂”「わからない(聞き取れないわ)」
この長澤まさみさんが話している言葉を日本語で書くと、「てぃあぼー」。これが、台湾語で「聞き取れない、聞いて理解できない」という意味になります。
台湾に旅行に行く方は、この言葉を覚えておいて、夜市などで聞き取れないときに使ったら、びっくりされますよ。
例えば、東京で外国人に道をたずねられて、日本語で応えたときに、外国人に日本語で「わかりません」と言われたら、一生懸命に日本語を勉強しているんだなぁと、嬉しくなると思います。
もしも、このときに、外国人に日本語で「わからへんわぁ~」「わからんけん」「わからんちゃ」などのように言われたら、思わず、にこっと笑ってしまいますよね。
そういう感じだと思います。ぜひ、台湾語を一言でも二言でも覚えてみましょう。
最後に、もう一つ台湾語を書いておきます。
例えば、バスに乗っていて、自分が降りたいけど、人がたくさんいてどいてほしい、「ちょっとすいません」というときは台湾語で「ぱいせー、ぱいせー」と言います。
やはり、台湾の方は、びっくりして、ニコニコしてくれると思いますよ。
尚、この台湾ドラマ『ショコラ~流氓蛋糕店』は、Amazonプライム・ビデオ
でも、見ることができますよ。
または、DVDを購入して、何度も繰り返し見て学習もオススメです。
ちなみに、日本語の「ちんぷんかんぷん」の語源として、「听不懂(tīng bu dǒng)聞いてわからない」+「看不懂(kàn bu dǒng)見てわからない」から来ているという説もあるそうです。
しかし、この説は後づけともいわれていますが、中国語を学習している身としては、この説を信じたくなります。
ところで、
YouTubeでも、「台湾語」とか「台语」で検索すると、簡単な挨拶講座を配信しているYoutuberさんがたくさんいます。
代表として、日本人YouTuberのSAYURINさんの動画【台湾旅行の簡単台湾語】台湾人にウケる!?ネイティブから学ぶ10個の台湾語 日本朋友必看!一起學台灣旅遊好用的台語 Let’s learn Taiwaneseを掲載しておきます。
台湾語を少しでも覚えて使ってみたいという方は、参考になると思いますよ。
ドラマで中国語を学ぶことに興味のある方は、ドラマで学ぶ中国語~我的男孩 ”放鸽子”fànggēziもご覧ください。
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