目次
【田中麗奈】あの”なっちゃん”の現在は?中国語を駆使して映画に出演!
田中麗奈(たなか れな)さん!
1998年に映画「がんばっていきまっしょい」の主演で女優デビュー後、日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の新人賞を受賞。
この年に、サントリー「なっちゃん」のCMに出演し、瞬く間に人気を獲得した女優さん!
なお、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で一躍超有名になったガッキーこと新垣結衣さんは、ポッキーのCMに出演したことがきっかけで人気が出ましたが、その先駆けとして、このポッキーのCMには田中麗奈さんが起用されており、当時有名になりました。
YOUTUBE上では、この2人を比べるポッキーCMが掲出されているので、こちらからご覧ください。この2人の女優さんは同年代ではないので、比較することはできませんが、田中麗奈さんのCMを見たことがある方は、懐かしく見ることができるのではないでしょうか。
ところで、田中麗奈さんは、昔から中国、台湾、香港の映画をよく観ていて、日本以外でも仕事をしたいという気持ちを以前から持っていたとのことで、中国語学習を開始され、これまでにも中国語を使って多くの映画に出演しています。
中国語を披露する田中麗奈さん!
まずは、以下の動画内の田中麗奈さんの中国語を聞きながら、中国語に触れてみましょう。
0分16秒あたりから田中麗奈さんが話している中国語を一部書き出してみます。
我想学习台语
刚刚学的 (哇爱哩)
哇爱哩
用中文要演戏很难
(北京で撮影前に一ヵ月学びました)
(2年前も、この撮影に入る1か月前も台湾で留学してたんです)
(日本語訳)
台湾語を学びたいですね
学び始めたばかりですけど
愛してるよ(台湾語で)
中国語を使って演じるのは難しいですね
中国語で、「私はあなたを愛している」は、”我爱你”(うぉー あぃ にぃー)といいます。
しかし、台湾語では”哇爱哩(わぁー あい りぃー)”と発音するので、中国語(北京で話される中国語)とは発音が少し異なります。
上記の映像は、台湾と日本の合作映画に出演したときの台湾のニュース映像なので、台湾語も少しだけでも勉強しようとしている様子がわかりますね。
スマホで中国語学習!
田中麗奈さんは、すでにかなり中国語が話せるレベルですが、あるインタビューで中国語学習方法について話していました。
実は、常にスマホを使って学習をしているそうです。
某取材では、以下のようにインタビュー対応されており、ここに彼女の中国語学習のヒントがありそうですね。
【普段からスマホで中国語に触れている田中麗奈さんの言葉】
「語学を身につける上でスマホはすごく大切なツールですね。
スマホはオールマイティーな辞書みたいな感じですよね。
他にも料理のレシピを調べて再現することもありますし、映画も調べてそのまま観ることもできますし。
洋服もお店やブランドの情報を調べるだけで楽しいです」
日本にスマートフォンが入ってきたのは2007年のiPhone!2020年現在では、ほとんどの人がスマホを使っています。
現代の技術をうまく利用しながら、語学学習をする点は、見習いたいですね。
このブログを読んでいただいている方も、スマホやパソコン、タブレットなどで記事を読んでいるはずで、すでにインターネットを使いこなしている方ばかりのはず。
インターネットを使うことで、いろんな言語に触れたり、遠くに住んでいる方とも簡単にコミュニケーションをとれる時代となっているので、この技術を生かして、語学学習に興味を持っていただける方が増えたら嬉しいですね。
2018年の日台合作映画「おもてなし」
映画「おもてなし」は、2018年に公開された2017年製作の日本・台湾合作映画。
関西への観光客の来訪促進と地域活性化を図るために製作された映画で、琵琶湖にある老舗旅館の再建を目指して、日本と台湾の人が協力して立て直していくという内容の映画です。
なお、この映画は、2013年に松任谷由美「ひこうき雲」PVで撮影を担当したジェイ・チャンが監督・脚本を手がけ、関西各所の日本国内にとどまらず、台湾・花蓮でも撮影がされています。
この映画で主演している田中麗奈さんの流暢な中国語を以下の予告編でも見てみましょう。
なお、この映画について、以下のインタビュー映像内では、田中麗奈さんが中国語を話しています。
上記の映像で、田中麗奈さんが話している中国語を抜き出して、中国語に触れてみましょう。
大概听得懂
可是有时候我不知道细节
用中文要演戏很难
所以我准备很多很久在日本
学中文很多
【単語】
细节:xìjié「(抽象的に)細かいところ,細部」
(日本語訳)
大体、聞き取れます
でも、時々、細かい部分が(聞き取れなくて)わからないから
中国語を使って演技することは難しいですね
だから、日本にいるときから、たくさん準備して
中国語をたくさん勉強しましたよ
台湾へ映画の宣伝で訪れたときにも中国語も披露しています。
以下の映像で、台湾のイベントに参加したときの様子を見てみましょう。
なお、この映画は、この記事を書いている時点ではアマゾン・プライムで視聴可能です。
2006年の日台合作映画「幻遊伝」
田中麗奈さんは、2006年にも日台合作の映画『幻遊伝』に出演しています。
日本語のタイトルは「タイムトリッパー 幻遊伝」です。
時空を超えて展開されるSFラブロマンス!
そこに、キョンシー(中華版ゾンビ)をフィーチャーしたホラー、中世の台湾を舞台にした時代劇、随所で炸裂するカンフー・アクション…と、ありとあらゆる娯楽映画の要素をてんこもり!
最高にハジケたテンションで繰り広げられる、華流ファンタスティック・アドベンチャー!
田中麗奈さんは、2005年の日中合作の恋愛ドラマ「美顔」、2006年の台湾映画「幻遊伝」に出演することを機に、その1年ほど前からレッスンを受けていたのが中国語との出会いだったと語っています。つまり、2004年前後に中国語の勉強を始めたことになります。
この記事を書いている2020年時点で、すでに20年弱近く経っており、かなり前から中国語を勉強していただことがわかりますね。
この映画は、アクションもたくさんあるので、田中麗奈さんは、出演したときは「ワイヤーで落ちるときは怖かったですね(笑)」ともインタビューで語っていました。
個人的なお気に入りポイントを2つだけ上げると・・・
かなり昔の映画になりますが、海外映画にも出演する日本人、特に、中華圏の映画に出演する日本人は、まだまだ少ないので、興味のある方は、ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。
中国語検定4級の過去問を徹底解説!
中国語検定受験者は過去問をチェックして得点力アップ!
随時更新中です!