目次
QSアジア大学ランキングとは？
イギリスの大学評価機関QS（Quacquarelli Symonds）が毎年公表しているランキング！
これは、”就職後の評判”、”学問的評価”、”教員と生徒数の割合”など11項目を評価することで、アジアの687大学をランクづけしたものです。
なお、日本の偏差値という指標はありませんが、上記の項目を用いて100点満点で点数（score）がつけられています。
2022年版の「QS Asia University Rankings 2022（アジア大学ランキング2022）」をもとに、中国と日本の大学を比較して、世界基準の評価を知っておきたいと思い調べてみました。
QSアジア大学ランキング2022 TOP5
| 順位 | 大学名 | 国・地域 | score |
|---|---|---|---|
| 1位 | シンガポール国立大学 | シンガポール | 100 |
| 2位 | 北京大学 | 中国本土 | 99.5 |
| =3位 | 南洋理工大学 | シンガポール | 98.7 |
| =3位 | 香港大学 | 香港特別行政区 | 98.7 |
| 5位 | 清華大学 | 中国本土 | 98.3 |
※3位と4位は同点数のため、ともに3位と表示。
［ニュースソース］：QS Asia University Rankings 2022
アジアのTOP5の大学です。お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦さんが、家族そろってシンガポールに移住したことも話題になったシンガポールの強さが際立っています。
1位のシンガポール国立大学は、4年連続でアジア第1位を維持しています！
TOP5の中に、日本ではなく中国の大学がこれだけ入っていることも、中国の強さが感じられますね。
ちなみに、北京大学も精華大学も、中国の北京市にあります。
日本の大学では、東京大学が11位、京都大学が15位、東京工業大学が21位、大阪大学が22位、東北大学が23位と続いています。
アジアの国別で、ランキング入りした大学数を見ると、中国本土が126校で最多、インドが117校、日本が108校です。
では、アジア大学ランキングを、1位から21位まで確認してみましょう。
QSアジア大学ランキング2022 TOP30
| 順位 | 大学名 | 国・地域 | score |
|---|---|---|---|
| 1位 | シンガポール国立大学 | シンガポール | 100 |
| 2位 | 北京大学 | 中国本土 | 99.5 |
| =3位 | 南洋理工大学 | シンガポール | 98.7 |
| =3位 | 香港大学 | 香港特別行政区 | 98.7 |
| 5位 | 清華大学 | 中国本土 | 98.3 |
| 6位 | 浙江大学 | 中国本土 | 97.8 |
| 7位 | 復旦大学 | 中国本土 | 97.4 |
| 8位 | マラヤ大学 | マレーシア | 94.9 |
| 9位 | 香港科技大学 | 香港特別行政区 | 94.2 |
| 10位 | 上海交通大学 | 中国本土 | 93.9 |
| =11位 | 香港中文大学 | 香港特別行政区 | 93.6 |
| =11位 | 東京大学 | 日本 | 93.6 |
| 13位 | 高麗大学校 | 韓国 | 93.1 |
| 14位 | 韓国科学技術院 | 韓国 | 93.0 |
| 15位 | 京都大学 | 日本 | 92.1 |
| 16位 | 延世大学校 | 韓国 | 91.1 |
| 17位 | 成均館大学校 | 韓国 | 91.0 |
| 18位 | ソウル大学校 | 韓国 | 90.9 |
| 19位 | 国立台湾大学 | 台湾 | 90.8 |
| 20位 | 香港城市大学 | 香港特別行政区 | 89.2 |
| 21位 | 東京工業大学 | 日本 | 88.8 |
| 22位 | 大阪大学 | 日本 | 87.6 |
| 23位 | 東北大学 | 日本 | 87.3 |
| 24位 | 漢陽大学校 | 韓国 | 86.3 |
| 25位 | 香港理工大学 | 香港特別行政区 | 85.1 |
| 26位 | 浦項工科大学校 | 韓国 | 83.6 |
| 27位 | マレーシアプトラ大学 | マレーシア | 81.4 |
| 28位 | 名古屋大学 | 日本 | 79.7 |
| 29位 | 九州大学 | 日本 | 78.7 |
| 30位 | 北海道大学 | 日本 | 78.7 |
［ニュースソース］：QS Asia University Rankings 2022
アジアの大学TOP30を掲載しましたが、10位以内に中国本土の大学。11位以下に日本の大学が多数入っており、中国と日本の大学の差がはっきりと表れています。
日本の大学の衰退と、中国の大学の躍進がはっきりわかります。
中国本土のTOP5大学とは？
ここでは、中国本土のTOP5大学（北京大学、精華大学、浙江大学、復旦大学、上海交通大学）について、詳しく見てみましょう。
ランキング１位 北京大学
なお、ユネスコ世界文化遺産の庭園である頤和園に隣接し、歴史的な遺跡に囲まれた雰囲気のある大学です。
| 項目名 | |
|---|---|
| 所在市 | 北京市 |
| 大学ロゴ |  |
ランキング２位 清華大学
習近平国家主席の出身大学であり。理系の最高峰大学として超名門大学。「理系の清華、文系の北京」と言われている。
2022年世界大学ランキングでは、北京大学とともに世界で16位にランクイン。2011年に東芝が精華大と共同でエネルギー・環境分野の研究センターを設立している。
| 項目名 | |
|---|---|
| 所在市 | 北京市 |
| 大学ロゴ |  |
ランキング３位 浙江大学
日本でも東大・京大、早稲田・慶應大学をはじめとして28大学と協定校となっている。
| 項目名 | |
|---|---|
| 所在市 | 杭州市 |
| 大学ロゴ |  |
ランキング４位 復旦大学
中国でもトップを争うほどの留学先人気校で、その人数は国内で群を抜いており、有名中国人youtuberの李姉妹のオンライン留学でも取り上げられた大学です。
| 項目名 | |
|---|---|
| 所在市 | 上海市 |
| 大学ロゴ |  |
ランキング５位 上海交通大学
校舎内には古い建築物がたくさん残っているにもかかわらず、上海にある大学のため、上海中心部への交通の便も良い。
なお、キャンパス付近は、徐家匯と呼ばれる繁華街になっている。
| 項目名 | |
|---|---|
| 所在市 | 上海市 |
| 大学ロゴ |  |
中国語検定4級の過去問を徹底解説！
中国語検定受験者は過去問をチェックして得点力アップ！
随時更新中です！
