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日本語の難しさを例文で学ぶ。外国人による日本語の失敗談!

【日本語の失敗談1】見た目の表現は「そう」をつける?


「おいしそう」「たのしそう」「嬉しそう」など、見た目を表現するときに、「…そう」という言い方があります。

これを覚えた外国人の友人の失敗談!

【失敗談】ケーキ屋さんでの会話

A:「どのケーキが食べたい。」

B:「これ、おいしそう!」

A:「こっちのケーキは見た目が可愛いよ。」

B:「本当だ!かわいそう!」

A:「???」

B:「すごく、かわいそうだよ。」

「見た目が可愛い」ことを言いたくて、「かわいい」に「そう」をつければ、「見た目で可愛い」ことを伝えられると考えて、とっさに言ったときの失敗談です。

もちろん「かわいそう」と言うと、
「気の毒(きのどく)/可哀相(かわいそう)/不憫(ふびん)/哀れ(あわれ)」などの意味になります。

たしかに、日本語は難しいですね。

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【日本語の失敗談2】ていねいに言うには「お」を先頭につける?


みやげ」「こづかい」「酒」「肉」など、名詞の先頭に「お」をつけるのを『美化語』と言います。

単に言葉を美しくしているだけであり、丁寧な印象を与えます。

これにより、あらゆる単語に「お」をつけて失敗した外国人の友人の失敗談!

【失敗談】上司から奥さんを紹介される場面

A:「今日は、紹介したい人がいるんだよ。」

B:「こちらの綺麗な女性ですか?」

A:「私の家内(かない)なんだよ。」

B:「いつも先輩から話を聞いていますよ。料理を作るのがうまくて、おっかないの人ですね。」

A:「!???」

B:「おっかないですよね?!」

「妻」の呼び方として、「妻(つま)」「嫁(よめ)」「奥(おく)さん」「家内(かない)」「カミさん」「女房(にょうぼう」など、言い方が多すぎますね。

先頭に「お」をつけることで、丁寧な言い方をしようと頑張った結果、違う日本語(おっかない≒怖い)になってしまった例ですが、やはり、日本語は難しい!

他にも、こんな失敗談もあります!

日本に留学に来て、コンビニでアルバイトをしていた留学生の失敗談!

【失敗談】留学生がコンビニの店員のアルバイトをしていたとき
A:留学生 B:お客様(日本人)

A:「いらっしゃいませ」

B:「これください。(と言って商品を渡す)」

A:「全部で850円になります。オフクロはいりますか?」

B:「お袋??」

A:「オフクロはいりますか?」

B:「‥‥」

コンビニで買い物をしたお客様に「袋」つまり、「ビニール袋入りますか?」と聞いたつもりで、先頭に『お』をつけて丁寧に言ったら、「お袋(=母親)」という単語になってしまった・・・という失敗談です。

【日本語の失敗談3】漢字の読み方が多すぎる?

「国」という漢字の読み方の例をあげてみます。

「国(くに)」「国家(こっか)」「中国(ちゅうごく)」「国民(こくみん)」

濁音などもふくめると、同じ漢字で、これだけたくさんの読み方があるのは外国人にとって複雑です。

なお、最も有名な例文としては、外国の日本語学校で読み方が難しすぎると話題になった次の例文を読んでみてください。

「3月1日は日曜日で祝日、日本では晴れの日でした」

日本人であれば、簡単すぎて、何が難しいのか首をひねってしまうような例文です。

外国人にとって、何が難しすぎるのか。詳しくは、「海外の日本語学校では超難問!バズった難しい文章に衝撃!日本語嫌いになっても仕方ない!?」で解説しているので、ご覧ください。

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【日本語の失敗談4】似ている発音の区別ができない?

病院と美容院

”病院(びょういん)”と”美容院(びよういん)”

「ひらがな」で書くと、確かに似ているので、外国人にとって区別が難しいと言われると、なるほどと思ってしまう単語です。

日本人なら当たり前に区別できる単語でも、日本語を学習する外国人からみると、面白い発見があります。

日本語びょういんびよういん
日本語漢字病院美容院
中国語医院 Yīyuàn美发店 Měifǎ diàn
英語a hospitala beauty salon

中国語や英語と比較すれば、一目瞭然!

多言語では簡単に区別できる単語でも、日本語の音ではとても似ている単語ですね。

風鈴と不倫

「風鈴(ふうりん)」と「不倫(ふりん)」!

これは確かに似ているし、外国人にとって発音の区別も難しいのもわかる気がします。

しかし、間違えたらよくないので、外国語を学ぶときに、間違いやすい言葉を知っておくと気を付けることができますね。

運行中?

駅のプラットフォームで電車を待っているときに、電光掲示板に表示されている文字を読んで「💩ウンコちゅう」と大きな声で読み上げられる・・・・。

となりにいる生粋の日本人としては、とてもビックリすると同時に、恥ずかしい気持ちと、面白い気持ちと、いろんな感情が発生しました。

「運行中(うんこうちゅう)」と「ウンコ中(うんこちゅう)」!

たしかに、似ている言葉ですが、普段、気にかけたこともなかったので、ビックリしました!

長音(ちょうおん)のある言葉の区別

長音(ちょうおん)とは、日本語の音節で、母音を通常の倍にのばしたものを言います。外国人にとって、区別の難しい単語をいくつか紹介します。

項目AB
顧問(こもん)肛門(こうもん)
2おばさんおばあさん
3鳥(とり)通り(とおり)
4主人(しゅじん)囚人(しゅうじん)

日本人は、これらの2つの言葉が近い音だと認識することは、ほとんどありません。
しかし、外国人にとっては、発音の区別はとても難しく、日本人が英語のRとLを区別できないことに似ています。
「主人」と「囚人」などの言葉を間違えてしまったら大変ですね。

もしも外国人の方に日本語を教える機会があったら、これらの言葉の違いを伝えながら、楽しく学習することもできます!

ABOUT ME
minhe
30代後半の2008年、1週間の一人旅で初めて台湾へ行く。会う人みんな親切、かつ、この年に北京オリンピックがあったこともあり、中国語を勉強することを決意。仕事で使う機会なし、あくまでも趣味。2010年に中国語検定3級合格。その後、台湾の友人もたくさんできてSNSで交流しながら、あまり勉強せず。2018年くらいから、中国語学習を再開。2019年にHSK5級に合格。2023年3月に中国語検定2級に合格。今後は、HSK6級の合格を目指しつつ、中国語勉強関連のニュースを発信します。
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