中国語検定2級には独学で合格可能! 私は留学経験なし、学生時代に中国語の学習経験もありません。
会社員として中国語と全く無関係の仕事をしながら、30代後半から独学で中国語学習を開始。
中国語検定2級に合格するまでの勉強についての軌跡をまとめることで、中国語を学習している方のちょっとしたヒントになれば幸いです。
楽しく継続できる方法を見つける!(ブログ、ドラマ、映画など好きなものでOK)
自分自身が語学学習を時間を増やす!(ブログ、YOUTUBE,ドラマ、映画など好きなものでOK)
語学に触れる過去問の徹底復習!
目次
中国語検定2級の合格率は?
まずは、中国語検定2級の合格率を確認してみましょう。
※縦軸:中検の合格率(単位:%)、横軸:受験回
中検2級は2022年11月に実施された第107回試験の合格率が48.0%と過去に類がないほど高かったのですが、通常は合格率が20~40%程度!
2023年3月に実施された第108回試験の合格率は29.2%と通常難易度に戻っています。
中国語検定2級のレベルとは?
中国語検定2級の合格に必要な単語数は、約3,000~6,000単語。学習時間は500~700時間、1日2時間程度の学習で1年半~2年程度勉強すると合格可能と言われています。もしも仕事をしながら1日1時間程度の勉強で考えると、単純計算で3年~4年程度勉強すると合格!さらに1日に勉強する時間が少なかったり、継続的に勉強しなければそれ以上かかることとなります。
なお、中検2級と中検3級は、かなりレベル差があるので、中検3級合格後に中検2級合格するためには、かなりの勉強時間が必要です。
中国語検定2級のレベルは、中国語検定協会のホームページの記載では、次のように書かれています。
《中国語検定2級のレベル》
実務能力の基礎づくり完成の保証
複文を含むやや高度な中国語の文章を読み,3級程度の文章を書くことができること。日常的な話題での会話が行えること。
中検2級の合格通知を手にした直後から、この記事を書き始めていますが、まだまだホームページに書かれているレベルに自分自身が達していないと思ってしまいます。しかし、中検2級を目指して勉強したことで、語彙力を含めた中国語の語学力がついたことは確実!
おそらくこの記事を読んでいる方のほとんどは、もっと短時間で合格を目指したり、レベルを上げることを望んでいるはず!この記事の内容を反面教師として、ご自身の中国語学習の参考の一部にしていただければ幸いです。
中国語検定の受験者数や合格率など、数値に関するデータをもっと詳しく知りたい方は、『【中国語検定】中検の受験者数の推移グラフ。級別のレベル・合格率の比較などの統計情報』の記事でまとめているのでご覧ください。
試験結果はいつ届く?
2023年3月26日(日)に第108回 中国語検定2級を受験したときは、受験して22日後の2023年4月17日にメールで『中検_合否通知発送のお知らせ』が届きました。この日に紙の合否通知は届きませんが、中国語検定協会のホームページ上には合否結果が発表されました。
メールで発送のお知らせを見て、家に帰ってから受験票を取りだし、インターネット上の合否発表で受験番号を確認して合格したことを確認しました。後からメールを確認してみると、メール内にも自身の受験番号が書かれていたので、家に帰る前に確認することもできた状態でした。
なお、合否通知が郵送で届いたのは、メール受信の2日後の4月19日でした。
試験会場でも、合否結果は1ヵ月以内に郵送すると連絡がありました。合否結果の発表まで受験後約3週間くらいかかると思ってよいでしょう。
中国語の学習開始からの軌跡
《写真:受験直前の日曜日に図書館で過去問の勉強をしたときの様子》
タイトルに「合格までに13年もかかった」と書いていますが、中検3級合格後から数えて13年経っての中検2級合格です。実は、中国語の学習を開始したのが2008年くらいなので、中国語学習開始から計算すると、15年かかって中検2級合格という超のろまなカメのようなスピードで学習した経験となります。ただ、学生のころに中国語を学習したこともなければ、仕事で中国語に関わることも全くなく、単に趣味としてこれだけ長く続けられていることに自分自身でビックリしています。
このブログを読んでいただいている方にオススメしたいのは、できるならば短期間で集中して勉強して、一気に語学力をあげることをオススメしたい!語学力がある程度ついてくると、その語学力が無かった時と比較して、各段に世界が広がります!
その語学学習を通して、母語者の友達ができたり、旅をする中で現地の人と会話できたり、ドラマをその言語で楽しむことができます。試験を受験して、一段ずつ階段を上っていくように、自身の語学力向上とともに、自身の知識の世界が広がるのを感じることができます。
プロフィール
学生時代に中国語を学習したことがない語学とは無縁の会社員!中国語は日常生活や仕事で一切使う機会なし!
20~30代はバックパッカー的な海外一人旅をしていて、初めて台湾旅行したときに、中国語を話せるようになりたいと思いたち、中国語の勉強を開始したのが2008年(30代後半)。
2008年当時は、インターネットで相互学習してくれる人を探して、北京に住んでいる中国の方と、SKYPEで会話練習を始めました。自身の中国語レベルが低く、相手の中国人の日本語レベルが高いことから、必然的に日本語での会話時間が圧倒的に多く、当時を振り返って見ると、中国語レベルを上げるための勉強にはなっていませんでした。ただし、普段、中国の方と話す機会もない生活を送っていたので、ネイティブの方に質問できることと、中国語学習を続けるモチベーションの継続に大いに役立っていました。
自分自身の中国語試験の受験経歴
年月 | 中国語学習歴の推移 |
---|---|
2008年頃 | 中国語の勉強を開始 |
2010年 | 中検3級初受験で合格 |
‥‥ | 中国語勉強から遠ざかる… |
2018年 | 中国語勉強を再開 |
2019年6月 | HSK5級受験合格 |
2019年12月31日 | 中国語ブログを開始し、中国語に触れる時間を増やす |
2022年11月 | 中検2級初受験して不合格 |
2023年3月 | 中検2級2回目の受験で合格 |
・听力:Listening 67/100,
・阅读:Reading 59/100,
・书写:Writing 71/100,
・总分:Total Score 197/300
※総合で6割超えているので合格(!?)
2008年頃から2010年頃までは、中国語を勉強開始して間もなく、中国語の学習がとにかく楽しい状態でした。そして、2010年に中国語検定3級を初受験して合格!相互学習をしていた中国語ネイティブの方が何人かいたのですが、そのときに知り合った台湾人の友達が日本に遊びに来た時に観光案内をしました。この友達は日本語がほとんど話せなかったので、このときも相手の台湾人友達が話している内容はほぼ聞き取れないレベルでした。この当時は、私が中検3級合格したレベルでしたが、それでも台湾人の友達を観光案内していました。
《写真:2010年8月28日:台湾旅行で日月潭へ行った時に、絵馬に中国語検定2級合格祈願をした時》
上記写真の中検2級の合格祈願をしたときは、中検2級の試験問題を見ても全く歯が立たないレベルでした。
中検3級合格後の2010年に、台湾人の友達をたずねて台湾へ旅行した時に、台湾人の友達に日月潭に連れていってもらい、中検2級の合格祈願をしたのが上記の写真です。友達は日本語をほとんど話せず、台湾人3人と私を含めた4人で日月潭に日帰りでドライブしたのですが、中検3級合格間もない段階で、友達の話していることは、ほとんど聞き取れなかった状態です。しかし、こちらの意思を簡単な中国語で話したり、1対1で話すときは、簡単な中国語で話してくれたので、中国語のみに囲まれた環境の旅行でもとにかく楽しく旅行できました。
この時、もっと友達と会話がたくさんできるようになりたいと思っていたことを覚えています。しかし、日本に帰ってくると、仕事に忙殺され、友達とはSNSでやり取りすることが多少ありつつも、中国語の勉強を長い間おろそかにしていくこととなりました。
もともと社会人になってから、バックパッカーのような海外一人旅を何度もしていたこともあり、外国語に興味をずっと持っていました。台湾に初めて旅行したときに、英語だけでなく、中国語も学びたいと思ったのが中国語学習のきっかけでもあります。
2008年に始めて台湾を旅行するのですが、その後、2010年、2011年と立て続けに台湾に旅行しており、この頃は、中国語の勉強が楽しくなって、仕事の休みの日には中国語の学習を一生懸命していました。
3回目に台湾を一人旅したときの旅行記を『【台灣:你的名字】“我不知道你的名字,有机会的能再跟你见面的话,我一定会对你说声谢谢。”(あなたの名前は?私はあなたの名前を知らないけど、機会があれば再度会って、「ありがとう」を伝えたい!)』にまとめています。
旅行したときの数時間の出来事だけをピックアップしてまとめています。この頃はiPhoneが登場して間もない頃で、わたしはスマホも持っておらず、小さなデジタルカメラを手にもって旅をしていました。今なら、スマホの地図アプリなどで海外にいても簡単に場所がわかりますが、当時は「地球の歩き方」というガイドブックを片手に、紙の地図を持って、何度も道に迷いながら旅していました。中国語を学び始めたばかりの日本人が、台湾をあちこち迷いながらもバックパッカーする一人旅の様子に興味のある方はぜひご覧ください。
中国語検定2級の不合格体験記(2022年11月/第107回)
《2022年11月に受験した第107回の中検2級の不合格通知!》
2022年11月に実施された中国語検定試験の第107回試験において、中検2級を初受験!合格率が48.0%と過去に類がないほど高かったにも関わらず不合格!
久しぶりの試験でとても緊張していました。
試験は最初にリスニング、その後、すぐに筆記試験となります。
リスニングは、75点/100点中なので合格点だったのですが、リスニングが終了した時点では合格点がとれているのかわからず、不安なまま筆記試験にうつりました。
筆記試験は、HSK5級の試験と比較すると、時間的な余裕がかなりあります。以前HSK5級を受験したときは、私が文章を読むのが遅く、一番自信のあった筆記(阅读)で時間が足りなくなり、最後はマークシートをただ適当に色塗りしました。そのため、リスニング、筆記、作文の3つの中で、もっとも筆記(阅读)の得点が悪かったのは意外でした。しかし、自身の弱点を知ることができたので試験に参加して良かったと思えました。
日中翻訳作文問題
最後の大問5の作文問題は、(1)~(4)までは日中翻訳問題、(5)は2つの中国語単語を使って、30~50文字の作文を書く問題です。
合計得点が22点という部分のみ問題用紙に記載されていますが、配点はきちんと公表されていません。個人的には、(1)~(4)の短文日中翻訳は各4点、(5)の作文問題は6点で、合計22点となっていると想定しています。
私が中国語検定2級の初受験で感じたことは、普段からスマートフォンやパソコンでピンイン入力して中国語に触れているため、漢字を書くことがほとんどなく、漢字が思い出せなくなることが多かったことです。
最後の大問5の日中翻訳問題(1)では「ギョーザ」という単語”饺子”の”饺”が書けなくて、悔しい思いをしました。
問題文:「わたしは姉が作ったギョーザを食べたことがありません。」
私の書いた不正確な翻訳:”我没吃过我姐姐做的 子。”
最後の”饺子”の文字が思い浮かばなくて、一文字空欄にしたまま提出しました。
そのため、”饺子”の”饺”を空欄で提出した箇所は、4点満点中1点減点の3点で点数をつけられているのではないかと想定しています。
中国語検定の最後の作文問題は、かなり途中点をつけてくれると思われます。
また、(3)の問題では、
⑶ わたしは中国語の歌を歌うのはまだあまり上手ではありません。
私の書いた不正確な翻訳:”我唱中国歌还唱得不太好。”
正解例は、”(3) 我中文歌唱得还不太好.”
普段勉強していたときも、”还”の位置には気をつけていたつもりにも関わらず、試験のときに”还”の位置に迷って、結局間違えてしまいました。おそらくここでも1点減点で、4点満中3点だったと思われます。
これ以外にも、ドイツ語という単語を”德语”と書くべきところを、日本語の漢字で”徳语”と書いてしまい、ここでも1点減点されているはず。さらに、この翻訳ではさらに間違えていた箇所もあるので、4点満点中2点だったと推測しています。
最終的に最後の大問5の翻訳・作文問題は、合計で22点満点中15点だったのですが、かなり途中点をつけてくれるので、初めて中国語検定を受験される方は、その点は安心して試験に臨んでほしいです。
自己採点では筆記100点満点中、64点+α と思っていたのですが、結果的には66点で、あと4点で合格を逃しました。
しかし、この回の問題は平均点や合格率を見ても明らかに普段よりも簡単でした。結果、不合格となったのですが、あと少しで合格できると楽観的に捉えて、すぐに次の試験に向かうことととなりました。(実際は、この試験後に急遽、人生初の入院・手術をすることとなり、1ヶ月くらい何もできない状態でした。)
なお、中検2級では、第103回から出題傾向が大きく変わっています。大問5の日中翻訳・作文問題で、(5)は中国語単語を2つ指定されて、その単語を使って30字以上50字以内の中国語作文を書く問題になっています。傾向が変わりましたが、HSK5級を受験されたことがある方は、HSK5級作文と似ているので、そちらの試験問題で事前練習ができます。詳しくは、『【中国語検定試験】新形式の問題を探る!2021年の中検問題はこう変わる!(2級~1級)』の記事内で解説しているので、興味のある方はご覧ください。
中国語検定2級の合格体験記(2023年3月/第108回)
《2023年3月に受験した第108回の中検2級の合格通知!》
問題番号 | 第107回 ❌ | 第108回 ⭕ | 得点差 |
---|---|---|---|
リスニング1 | 35点 | 40点 | +5点/50点 ⤴ |
リスニング2 | 40点 | 35点 | -5点/50点 🢃 |
リスニング:合計 | 75点 | 75点 | ±0点/100点 |
筆記1 | 12点 | 18点 | +6点/20点 ⤴ |
筆記2 | 14点 | 20点 | +6点/20点 ⤴ |
筆記3 | 14点 | 20点 | +6点/20点 ⤴ |
筆記4 | 11点 | 9点 | -2点/18点 🢃 |
筆記5 | 15点 | 12点 | -3点/22点 🢃 |
筆記:合計 | 66点 | 79点 | +13点/100点 ⤴ |
大問4は、中国語の単語がピンインで書かれており、それを中国語の漢字に書き直す問題が2問あります。
第108回では、次のような漢字(単語)を書く問題です。
【例:中検2級 第108回 大問4】
下線部(a)のピンインを漢字に直しましょう。
我是没妈的孩子了,⒜shùnjiān 就崩溃了。”
【正解】瞬间
下線部(b)のピンインを漢字に直しましょう。
即便是简单的炒土豆丝、西红柿炒鸡蛋,也都充满着家的味道和温暖,弥足⒝ zhēnguì !
【正解】珍贵
さらに、中国語の2つの文を日本語訳する問題がありますが、私が大問4で得点しているのは、この日本語訳の部分のみです。
そのうえ、大問5の翻訳・作文問題では、やはり簡単な漢字が思い出せない部分がたくさんありました。”听不懂”の”懂”が書けなかったり、”结论”の”论”のつくり(漢字の右側)を日本語の漢字の「論」で書いたりなど、最後の大問5で得点率が5割強というのは、かなり足を引っ張る結果となりました。
それでも普段から中国語に触れる時間を増やすことで、漢字を書く部分以外で補うことができ、なんとか合格できました。漢字の練習はずっと続ける必要がありそうです。
数日前からやったこと!
一つ目は、時間をはかって試験問題を解く練習が必須ということ!必ず過去問を時間をはかって解きましょう。ただし、筆記試験については、比較的時間に余裕があるので、それほど心配する必要なし!
二つ目は、緊張感を持って勉強できる環境を作る。私は家で勉強すると、どうしても他の誘惑が多く、ダラダラ勉強してしまいます。そのため、緊張感を持って勉強できるように近くの図書館に行って、大学受験勉強をしている方々の中に紛れて、緊張感を持って勉強するようにしました。
三つ目は試験問題のリスニングCDを何度も聞いて、試験問題のリスニングパターンをきちんと覚える。例えば、最初のリスニング問題は、「Aが発話 → Bが発話 → このあとのAの発話として正しいものを①~④の4つから選ぶ」という出題形式が決まっているので、事前に形式を知っておくこと!
試験数日前からでもできることなので、この3つはオススメしたいです。
当日の試験の状況
天気は雨!13:30分からの試験で、1時間くらい前に試験会場に到着するように家を出発!2回目の受験で、試験会場も同じところだったので、前回よりも安心して会場まで行けました。知っている場所へ行く安心感というのは、かなり大きなアドバンテージになります。
1時間前くらいに着いたので、試験会場はまだ数人しかいませんでした。試験開始までは、とにかく過去問を繰り返し見直しました。
《試験会場の前方のホワイトボードに注意事項がかかれているのですが、会場の後ろのほうだと見えなくて、スマホで撮影して写真を拡大して注意事項を確認しました!》
中検2級は13:30集合! しかし、13:30~13:45まので15分間は、試験問題の配布、試験中の注意事項の確認、リスニングの音声がきちんと聞こえるかなどの音声テストなどの時間です。
その後、13:45分からリスニング試験の開始。リスニング試験終了後、そのまま引き続き、筆記試験に入ります。筆記試験は、HSK試験と比較すると、時間的な余裕がかなりあるので、試験問題を全部解いてしまって途中で退出される方も多いです。
同じ会場で明らかに小学生と思われる子も中検2級を受験していました。また、試験時間の終了を待たずに、途中で退出される方も多く、隣の席の人が退出したのですが、私は最後まで粘ってミスがないかをずっと確認していました。(そのため、初受験のときは、正解を選んでいたのに、考え抜いたあげく、不正解の選択肢に変更してしまったりすることもありました。これは知識の定着が曖昧なため、しっかり勉強できていなかったことが最大の要因!)
試験は3月、6月、11月に行われますが、時期によって、寒かったり、暑かったりするので、自分自身で上着を脱いだり羽織ったりしながら簡単に暑さ寒さを調節できる服装で試験に臨むのが良いです。
中検2級合格に役立った学習
中国語検定の過去問
試験の出題傾向をきちんと把握することが最大のポイントです。事前に、出題傾向を知っているだけでも、安心して試験に臨めます。過去問を時間をはかって解く練習は必須です。過去問を解くことで、特に文法力と語彙力をつけるのに役立ちました。
中国語検定の最近の試験問題は、過去問集を買うと、3回分くらいのリスニング問題、筆記問題が付いています。さらに、リスニング問題は、リスニングのスクリプト(読み上げられる文章)があり、さらにCD音源もついてます。必ず、試験問題に慣れるうえでも過去問練習をしておくことをオススメします。
特に中国語検定は、過去に出題された問題と似ている問題が何度も出題されます。『【中国語検定・中検】過去問・繰り返し出題されるレベル別試験問題の実例!直前チェック!』の記事内で解説しているので、中検2級を受験される方は直前チェックに利用してみてください。
リスニング力UP
YouTUbeは、世界中どこにいてもほぼ無料で見られるプラットフォームです。たくさんの動画が掲載されているので、これを利用しない手はありません。私がリスニング力UPのために、特にオススメするのは「YOUTUBE 青島日美外語専修学校」のYOUTUBE動画です。レベルに合わせた講義動画が多数掲載されていて、現地での留学の疑似体験ができます。詳しくは『【中国語検定2級/HSK5・6級レベル】YOUTUBEで中国語文法の勉強!日本語解説による中検対策おすすめ講座!』にすべてまとめているので、ぜひご覧ください。
なお、この動画のレベルがまだ難しいという方は、一つレベルをさげて『【中国語検定3級/HSK3・4級レベル】YOUTUBEで中国語文法の勉強!日本語解説による中検対策おすすめ講座!』の動画コンテンツを視聴してみてください。こちらは中検3級や中検4級を目指す方でも、リスニング力を鍛えるためにとても役立つコンテンツです。
リスニング力 & 作文力UP
「Hello Talk」というアプリ!語学の相互学習アプリです。語学を勉強したい方どうしで文字チャット・音声チャット・電話などを無料でできるのでとても便利。
私は中検2級合格するまでの3年間くらい、このアプリを使って中国在住の中国人と相互学習をしています。最初はチャットのみでしたが、互いにレベルが同じくらいになってきたところで、ある使い方をしたところ語学力が伸び続けていると実感しています。
その方法が”听写(書き取り)”です。
このアプリを使った”听写(書き取り)”学習方法は、別記事『【HelloTalk(ハロートーク)】無料で語学学習!具体的な使い方!7000人以上がアクセスしてきた方法!』でまとめて解説しています。
HelloTalkハロートーク – 英語中国語勉強&言語交換
HELLOTALK FOREIGN LANGUAGE EXCHANGE LEARNING TALK CHAT APP無料posted withアプリーチ
役立った参考書類
最も役立つのは中国語検定の過去問です。ここでは過去問以外の本で役立つものを紹介します。
中検3級に合格して、その後、中検2級を目指そうと思い始めた頃は、とにかく自分の実力よりもかけ離れた難しい参考書を買ってばかりでした。しかし、長続きせずに、もっと簡単なレベルのものを繰り返し勉強するようにしました。中検2級を目指すうえでは、かなり有名な本である『聴読中国語』は個人的に難しくて、継続できませんでした。そこでもっと簡単な『中国語解体新書』を購入して継続して勉強することができました。
漢字の練習も兼ねて、作文練習においては、『【中国語の構文攻略ドリル】中検3~2級&HSK4級レベルの作文練習に最適!例文が豊富な参考書!』を使って作文練習をしました。
文法・作文・リスニングなど、それぞれ得意・不得意があるはずですが、苦手なものは背伸びせずに、少し簡単なレベルのものをたくさんやることが継続および実力アップの秘訣です。
まとめ
私は中国語学習を初めて、結局15年くらいかかって中国語検定2級に合格しています。継続すれば独学でも必ず中検2級は合格できると自身を持って言えます。学習者が学生だったり、社会人だったり、子育て中の方だったり、様々状況は異なりますが、とくかく中国語学習を楽しく継続することが重要であり、このブログの記事が反面教師として中国語学習者の役に立てば幸いです。
私は中国語学習をしてきたことで、中国や台湾の友達ができ、旅行するときに中国語が使えることで楽しみも増え、語学勉強をしてきてよかったことしかありません。今後も、もっとレベルを上げられるように語学学習を続けていくつもりです。
中国語検定4級の過去問を徹底解説!
中国語検定受験者は過去問をチェックして得点力アップ!
随時更新中です!