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【海外の日本語学校では超難問】日本人しか読めない文章『生』の読み方は?全文・意味と日本語が難しい理由を解説

「生」の読み方、全部わかる?日本語の例文クイズ3問

「生」という漢字、あなたならどう読みますか?

「せい」「しょう」「なま」など、読み方はいろいろ。同じ漢字でも、組み合わせる言葉によって読み方が変わります。

「日本人しか読めない文章」として話題になることもありますが、日本人でも迷う言葉がある一方、日本語を学んだ外国人なら読める言葉もあります。難しさのポイントは、国籍ではなく、その言葉と読み方を知っているかどうかです。

まずは、この記事オリジナルの例文クイズに挑戦してみましょう。次の3つの例文内の言葉を、すべて声に出して読めますか?

第1問【初級】身近な言葉の「生」

生徒たちが、昨日生まれたばかりの生き物を観察した。

学校でも使いそうな、ごく普通の文章です。でも、「生」はすべて同じ読み方でしょうか?

答え


第1問の答え:せい・う・い

せいとたちが、きのううまれたばかりのいきものをかんさつした。 

生徒(せいと):学校などで学ぶ人。「生」は「せい」と読みます。
生まれた(うまれた):新しい命が誕生したこと。「生」は「う」と読みます。
生き物(いきもの):動物や植物など、命のあるもの。「生」は「い」と読みます。

同じ「生」でも、「せい」「う」「い」と読み分けています。日本語を学ぶ人にとっては、この使い分けが難しいポイントです。

第2問【中級】お祝いの日の「生」

誕生日に、生クリームたっぷりのケーキを一生懸命に作った。

こちらにも「生」が3つあります。普段は意識せず読んでいる言葉ですが、読み方の違いに注目してみてください。

答え


第2問の答え:じょう・なま・しょう

たんじょうびに、なまクリームたっぷりのケーキをいっしょうけんめいにつくった。 

誕生日(たんじょうび):生まれた日。「生」は「じょう」と読みます。
生クリーム(なまクリーム):ケーキなどに使うクリーム。「生」は「なま」と読みます。
一生懸命(いっしょうけんめい):物事に全力で取り組む様子。「生」は「しょう」と読みます。

「誕生日」と「一生懸命」では、「じょう」と「しょう」の違いにも注目です。言葉全体を声に出すと、読み方の違いを確かめやすくなります。

第3問【上級】少し難しい言葉の「生」

生粋の職人だった祖父は、生前、竹細工を生業にしていた。

最後は、読み方だけでなく意味も知っておきたい3つの言葉です。すべて読めたでしょうか?

答え

 
第3問の答え:きっすい・せいぜん・なりわい

きっすいのしょくにんだったそふは、せいぜん、たけざいくをなりわいにしていた。

生粋(きっすい):混じりけがないこと。「生粋の職人」は、根っからの職人という意味です。
生前(せいぜん):亡くなった人が、生きていたときのことです。
生業(なりわい):暮らしを支えるための仕事。「竹細工を生業にする」は、竹細工を仕事にして生活することです。

「生業」のように、漢字一文字ずつの読みを単純につなげるだけでは読めない言葉もあります。こうした言葉は、**単語全体の読み方と意味をセットで覚える**のがポイントです。

なぜ「生」はこんなに読み方が多いの?

日本語の漢字には、中国から伝わった発音に由来する「音読み」と、日本語の言葉を当てた「訓読み」があります。

今回の例では、「生徒」の「せい」や「一生懸命」の「しょう」は音読み。「生き物」の「い」や「生まれた」の「う」、「生クリーム」の「なま」は訓読みです。

さらに、「生業(なりわい)」のように、漢字の組み合わせ全体に読み方が付いている言葉もあります。そのため、「生はこの読み方」と一つだけ覚えても、すべての文章を読むことはできません。

何問、正しく読めましたか?

このあとも、「日」や「生」が登場する文章を見ながら、日本語の読み方の難しさと面白さを確かめていきましょう。

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【例1】日本語は難しい「日本人しか読めない文章 生」

他にも、外国人にとって、日本語の漢字の読み方が難しいという例として、以下のような文章もあります。



まずは、読み方を確認してみます。

生(い)け花(ばな)を 生(い)き甲斐(がい)にした 生(は)え抜(ぬ)きの生娘(きむすめ)

生絹(すずし)を生業(なりわい)に生計(せいけい)をたてた

生(お)い立(た)ちは 生半可(なまはんか)ではなかった

生憎(あいにく)生前(そうぜん)は 生(う)まれてこのかた

生涯(しょうがい)通(とお)して 生粋(きっすい)の 生(うぶ)だった

ここでは「生まれる」の「生」という漢字を取りあげました。

「生(う)まれる」「誕生(じょう)日」「生(せい)年月日」など、普段よく使う単語にも利用されていますね。

これらが文章の中に登場したときに、同じ漢字で読み方が異なるのは、外国人にとっては大変なのは当然です。

さらに、外国人だけでなく日本人にとっても、地名を漢字で表記したときの読み方は難しいのは多くの方が認識していることと思います。

ここで取り上げた「生」が含まれる地名を、いくつか抜き出して確認してみましょう。

日本語地名の読み方は難解!?

「生」を含む市区町村

下都賀郡壬生町(栃木県)しもつがぐんみぶまち
丹生郡越前町(福井県)にゅうぐんえちぜんちょう
入間郡越生町(埼玉県)いるまぐんおごせまち
大阪市生野区(大阪府)おおさかしいくのく
川崎市麻生区(神奈川県)かわさきしあさおく
東筑摩郡生坂村(長野県)ひがしちくまぐんいくさかむら
桐生市(群馬県)きりゅうし
熊毛郡平生町(山口県)くまげぐんひらおちょう
生駒市(奈良県)いこまし
相生市(兵庫県)あいおいし
福生市(東京都)ふっさし
羽生市(埼玉県)はにゅうし
蒲生郡日野町(滋賀県)がもうぐんひのちょう
長生郡長生村(千葉県)ちょうせいぐんちょうせいむら

これらはほんの一部です。「生」が使われている地名は、まだまだたくさんあり、読み方もかなり複雑です。

【例2】日本語は難しい「3月1日は日曜日で祝日、日本では晴れの日でした」

ニホンジンは、これをスラスラよめるの?
簡単な漢字しか使ってないけど…

「3月1日は日曜日で祝日、日本では晴れの日でした」

いかがでしょうか? 簡単に読めますね。なぜなら、あなたは日本人だからです。

ごく普通の文章のように見えますが、日本語を学習する外国人にとっては、超難問と言ってもよい文章なのです。

まずは、海外の反応を見てみましょう。

「タメ息がでるわ。日本語ヤバすぎだろ!」

「一つの文字にこんなに読み方があるなんてすごいね!」

「これは流石に凶悪すぎだろ!いっそ一から考え直したほうがいいんじゃないか?」

「正直などころ、日本語を勉強する意欲を失ったぜ!」

「私がカンジを習得できないのは、これが理由」

何が難しいのか、もう一度、文章を見てみましょう。

「3月1日は日曜日で祝日、日本では晴れの日でした」

読み方をひらがなで書き出してみましょう。

「3月ついたちはにち曜びで祝じつ、に本では晴れのひでした」

この文章内に出てくる「日」という6つの漢字の読み方は全て異なるのです。

日本人であれば、何不自由なく読める文章でも、こうやって改めて指摘されると、日本語の漢字の読み方の多さに驚かされます。

日本語には、「音読み」「訓読み」があることも、一つの漢字で多くの読み方がある理由の一つですね。

日本語を学ぶ外国人の大変さが少し理解できるのではないでしょうか。

これと比較すれば、日本人が中国語や英語などの他の外国語を学ぶのは、この点に関しては簡単なことかもしれません。

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【例3】日本語は難しい「読み方が多い漢字」

その他にも、日本語において同じ漢字で違う読み方をするものを見てみましょう。

次の漢字を読めるでしょうか?

「月見」「三か月」「三月」「月輪観」

おそらく、少なくとも最初の3つは読めるのではないでしょうか。

答えは

「月見(つきみ)」

「三か月(さんかげつ)」

「三月(さんがつ)」

「月輪観(がちりんかん)」
※[注釈]月輪観:密教で行う瞑想法の一つ

同じ「月」という漢字なのに、これだけ読み方が違うと、日本語を学ぶ外国の方にとっては大変ですね。

さらに、よく使う漢字や単語では、次のようなものもありますね。

「楽しい」「音楽」「楽曲」「娯楽」

もちろん、読み方は、

「楽しい(たのしい)」

「音楽(おんがく)」

「楽曲(がっきょく)」

「娯楽(ごらく)」

ましてや、
「神楽(かぐら)」 「独楽 (こま)」 
などの難読漢字の部類に入るものを含めると、さらに読むのが難しくなります。

これらを見ると、日常の生活内でも、かなり難しい日本語を使って生活していることを改めて確認できます。

ところで、同じ漢字を使う中国語では、基本的に一つの漢字に一つの読み方です。こういった日本語の難しさを知ると、中国語などの外国語を少しでも簡単と感じることができるかもしれません。

中国語学習が、日本人にとって簡単な理由を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

https://sadominhe.com/chinese-difficult/

YOUTUBE動画で”日本語の難易度”を知る!海外の反応は?

【海外の反応】海外でバズった「日本語が難しすぎる」動画に外国人困惑 ‪@daijirojp‬

「日本語 難しい」という言葉、実は海外で今、大きな注目を集めています。YouTubeで1200万回以上再生され、世界中でバズった”だいじろーさん”の「日本語が難しすぎる」動画をご存知ですか?
今回ご紹介するのは、ミスター富士さんが”だいじろーさん”をゲストに迎え、外国人目線で日本語の「難しさ」を語り合う神回動画です。動画内では、日本人も無意識に使っている「ん」の発音が実は5種類もあることや、「1本・2本・3本」と音が変化する数え方の複雑な法則、さらには「シ・ツ・ソ・ン」といった文字の判別の難しさなどが、笑いと共に深掘りされます。

また、「ピカチュウ」が「ピカピカ(光る)」と「チュウ(鳴き声)」の組み合わせだったという発見に、外国人ゲストが衝撃を受ける場面も必見です。 この動画を見れば、海外の反応がなぜこれほど熱いのか、そして日本語という言語がいかにユニークで奥深いかが理解できるはずです。語学の楽しさが凝縮されたこの動画、ぜひチェックしてみてください!

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【海外の反応】日本語は激ムズ言語!?海外の人が日本語を使わない理由

外国語を習得する難易度をカテゴリー分けした動画を見てみましょう。

最強難易度のカテゴリー5+に分類されたただ一つの言語とは?

【語順】外国人にとって日本語が難しい理由

次のツイッターの内容がバズった理由は、一目で英語と各国の言語の語順の違いを理解できるためです。

英語と日本語の語順は、主語のみ同じ、つまり文の10%程度が同じ語順で、90%近く語順が入れ替わります。

これに対して、英語と中国語では、”I want to try on a…”と”我想要试穿一套…”までが同じ語順なので、30%程度が同じ語順
つまり、70%近くの語順が入れ替わります。

最後の、英語とタイ語では、ほぼ100%の語順が同じです。これはビックリですね。

実は、タイ語の基本語順は英語の主語+述語+目的語(補語)の形と同じです。つまり、S+V+Oという学校で最初に習う文型が同じなのです。

英語とタイ語は語順がに似ているので、互いに修得しやすい言語ですね。

これを見ると、英語を話す国の方が、日本語を学習するときの大変さがわかります。

《日本語の難しい点》

一つ目は、「漢字」「カタカナ」「ひらがな」を学ぶこと。

二つ目は、一つの「漢字」でも複数の読み方があること。

三つ目は、英語と語順が全く異なる言語であること。

これ以外にも、尊敬語・謙譲語・敬語があることなど、日本語を学ぶ大変さはたくさんありますね。

しかし、言語というのは、その国で生まれた方は、多くの方が話せるようになります。

その言語に触れる時間を長くすることで飛躍的に習得率が上がるので、自分への戒めを込めて、この点を再度認識しておきたいと思います。

日本語の難しさに興味のある方におススメする本

驚くべき日本語

2020年1月に出版!4ヶ国語を完璧にマスターした外国人作家が語る日本語についての本です。
日本人ではなく、日本語をマスターした外国人が語る日本語という言語のとらえ方は、とても面白く、一気に読み進めることができます。

日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界

2021年11月に出版!
こちらは賛否両論ある本です。全編質疑応答形式で書かれており、好き嫌いがはっきり分かれる本なので、〇マゾンのレビューなどを参考に目を通して見るのも面白いですよ。

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minhe
30代後半の2008年、1週間の一人旅で初めて台湾へ行く。会う人みんな親切、かつ、この年に北京オリンピックがあったこともあり、中国語を勉強することを決意。仕事で使う機会なし、あくまでも趣味。2010年に中国語検定3級合格。その後、台湾の友人もたくさんできてSNSで交流しながら、あまり勉強せず。2018年くらいから、中国語学習を再開。2019年にHSK5級に合格。2023年3月に中国語検定2級に合格。今後は、HSK6級の合格を目指しつつ、中国語勉強関連のニュースを発信します。
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