目次
HSKで必要な単語量とは?
HSK(汉语考试水平)。
世界中で中国語を学習している人が受験する試験!
世界で一番受けられている中国語試験!
日本語の読み方は、エイチ・エス・ケーですが、中国語読みした時の頭文字をそれぞれとることで、
Hànyǔ Shuǐpíng Kǎoshì
となるため、HSKと呼ばれています。
英語で言えば、TOEICのような世界中で受験される試験と考えればよいのですが、異なる点も多々あります。
なお、HSKの級別WEB版無料単語帳を作成しているので受験される方は自由にご利用ください。
上記の表を見るとわかりやすいですね、6級が最も難しい最上級で、1級が最も易しいレベルとなります。
(今後、さらに上級が作られることになっていますが、2021年11月時点では6級が最高級です。)
この中国語学習において、単語量がどのくらい必要なのかを見ていきましょう。
なお、HSKの級別WEB版無料単語帳を作成しているので受験される方は自由にご利用ください。
HSKの級別単語必要量とは?
級別の必要な単語数は、
級 | 必要単語数 |
---|---|
6級 | 5,000語以上 |
5級 | 2,500語 |
4級 | 1,200語 |
3級 | 600語 |
2級 | 300語 |
1級 | 150語 |
人間の脳は、左脳と右脳に分かれていて、数値など論理的な判断は左脳。イメージは右脳が働きます。
数字だけでなく、イメージでも確認することで頭に残るのではないかと考え、HSKの各級に必要な単語量を2つのグラフにしてみました。
HSK級別単語量:ツリーマップで確認
このグラフの読み取り方を少し説明します!
右下の「1級:150語」と「2級:300語」に着目していただくとわかりやすいです。
必要な単語量が増えると面積も大きくなる図なのですが、1級と2級で同じ面積の四角ですね。これは、2級で必要な300単語のうち、半分の150単語は1級で覚えるので、残りの150単語が追加されるためです。
つまり、4級を受験する人は、6級までに必要な単語量5000語を全体として考えると、全体の1/4(四分の一)だけ覚えたことになります。
4級合格した人が、6級合格するためには、今までの3倍の数の単語量をさらに新規で暗記する必要があるということになります。
数値だけでみるよりも、こういったグラフや図で見ると、簡単にイメージできるので良いですね。
ただし、6級を目指すときに気が遠くなる人もいるかもしれません。
HSK級別単語量:円グラフで確認
今度は円グラフで見てみましょう。円グラフのほうが馴染みがあって分かりやすい人は、このグラフでイメージしていただくとよいですね。
念のために、この円グラフも図の読み取り方を確認しておきましょう。
全体の半分が6級となっていますが、左半分が2500語。右半分が1~5級までに必要な2500語。6級では、これらを合わせた5000語が必要となります。つまり、5級を合格した段階で、次に6級を目指すためには、今まで覚えた単語と同じ数の単語量(2500語)を追加する必要があります。
級が上がると、覚える単語量が飛躍的に増加することがよくわかりますね。
なお、HSKのWEB無料単語帳は以下から利用可能です。
HSK無料WEB版単語帳
HSK1級単語(150単語)
HSK2級単語(追加分新出150単語)
HSK3級単語(追加分新出300単語)
HSK4級単語(追加分新出600単語)
HSK5級単語・HSK6級単語
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