中国語検定4級 第101回 第4問 長文問題詳細解説(全文対訳)解答速報!#解答速報

中国語検定4級 第101回 解答速報! 第4問 長文問題詳細解説(全文対訳)#解答速報

新型肺炎の影響で、2020年3月の中国語検定試験は完全に中止でした。しかし、6月は一部の会場で中止となったところもありますが無事に実施されました。
そして、2020年11月22日(日)に第101回の中国語検定試験が実施されました。
受験された方はTwitterなどで近況をたくさん報告されていますね。
本当にお疲れさまでした。
早速ですが、中国語検定4級の長文問題を解いてみましょう。
まずは、問題を一通り見て考えてみてください。解答・解説は、後半に掲載します。
| 中検4級 | 第1問 | 第2問 | 第3問 | 第4問 | 第5問 |
| 第108回 | |||||
| 第107回 | 速報分析 | ||||
| 第106回 | 発音 | 文法語法 | 正文判定・語順整序 | 長文問題 | 作文 |
| 第105回 | 発音 | 文法語法 | 正文判定・語順整序 | 長文問題 | 作文 |
| 他の回 | 他年度の過去解説 | 他年度の過去解説 | |||
中検4級 第101回 第4問 問題
我上幼儿园以前,在家都说方言。进幼儿园后,老师教我们说普通话。刚开始学普通话时我出了很多笑话。
有一次,妈妈带我去北京玩儿。我们在一 ⑴ 饭店吃饭的时候,服务员问我们吃什么,我 ⑵ 她说:“姐姐,我想吃茴子白(huízibái)。”服务员问我:“茴子白?茴子白是什么菜?我们这里没有。”我看了看旁边的客人,他们 ⑶ 吃茴子白。我就说:“姐姐,你看!你们店里有茴子白,那个叔叔吃的就是。”服务员看了后,笑着说:“啊,你说的是卷心菜啊!”
在家的时候我们都说茴子白,我第一次知道 ⑷ “茴子白”是我们的方言,不是普通话。通过北京的那次经历,我明白了说好普通话的重要性。如果到了外地,不说普通话,别人 ⑸ 听不懂你说的话。
⑴ 空欄⑴を埋めるのに適当なものはどれか。
① 件
② 轩
③ 家
④ 点
⑵ 空欄⑵を埋めるのに適当なものはどれか。
① 朝
② 对
③ 给
④ 往
⑶ 空欄⑶を埋めるのに適当なものはどれか。
① 在
② 正
③ 还
④ 再
⑷ 空欄⑷を埋めるのに適当なものはどれか。
① 过
② 了
③ 着
④ 的
⑸ 空欄⑸を埋めるのに適当なものはどれか。
① 才
② 刚
③ 又
④ 就
⑹ 本文の内容と一致しないものはどれか。
① 幼儿园的老师不会说普通话。
② 北京人没听懂我的家乡话。
③ 说好普通话是非常重要的。
④ 我当时想吃的就是卷心菜。
<単語量を増やしたい人・多読をしたい人>
中検4級~3級レベルに『中国語解体新書』が超オススメ!
全文日本語訳
まずは、文章を一塊ずつ抜き出して、翻訳します。
難しい単語の発音などの確認をしつつ、穴埋め問題については、先に穴埋めをしてしまいます。
我上幼儿园以前,在家都说方言。进幼儿园后,老师教我们说普通话。
【単語】
幼儿园:yòu’éryuán「幼稚園」
(日本語訳)
私が幼稚園に入る前は、家ではすべて方言を話していた。幼稚園に入ってからは、先生が私たちに普通語を教えてくれた。
刚开始学普通话时我出了很多笑话。有一次,妈妈带我去北京玩儿。
【単語】
有一次:yǒu yī cì「ある時」
(日本語訳)
普通語を学び始めたころ、多くの笑い話がある。ある時、母が私を連れて北京に遊びに行った。
我们在一 ⑴ 家 饭店吃饭的时候,服务员问我们吃什么,我 ⑵ 对 她说:“姐姐,我想吃茴子白(huízibái)。”
【単語】
服务员:fúwùyuán「接客係、店員」
(日本語訳)
私たちがあるレストランで、食事をしているとき、店員さんがわたしたちに何を食べるかを聞いてきた。私は、彼女に言った。「おねえちゃん、僕、茴子白(huízibái)を食べたい!」
服务员问我:“茴子白?茴子白是什么菜?我们这里没有。”我看了看旁边的客人,他们 ⑶ 在 吃茴子白。
【単語】
旁边:pángbiān「そば,傍ら」
(日本語訳)
店員が私に聞いた「茴子白(huízibái)?茴子白って、どんな料理?ここにはありませんよ。」私は、そばにいた客をちょっと見ると、彼らが茴子白を食べていた。
我就说:“姐姐,你看!你们店里有茴子白,那个叔叔吃的就是。”服务员看了后,笑着说:“啊,你说的是卷心菜啊!”
(日本語訳)
わたしは、すかさずに言った「お姉ちゃん、ほら!このお店に茴子白があるよ、あのおじさんが食べてるのがそうだよ。」店員は見ると、笑って言った「あぁ、君が言っているのは”卷心菜”だね!」
在家的时候我们都说茴子白,我第一次知道 ⑷ 了 “茴子白”是我们的方言,不是普通话。
(日本語訳)
家では、私たち家族は”茴子白”と言っていた。私は初めて“茴子白”という言い方が、普通語ではなくて、方言であることを知った。
通过北京的那次经历,我明白了说好普通话的重要性。
【単語】
通过:tōngguò「~を通じて、~によって」
经历:jīnglì「経験」
(日本語訳)
北京でのあの経験を通して、私は普通話の重要性を知った。
如果到了外地,不说普通话,别人 ⑸ 就 听不懂你说的话。
【単語】
外地:wàidì「よその土地,他の土地 ↔ 本地」
(日本語訳)
もし、よその土地に行ったら、普通話を話せないと、ほかの人は話す言葉を理解できない。
解説編
問(1)・(2)解説
(1)と(2)は、同じ段落上の問題なので、一緒に見ていきましょう。
⑴ 空欄⑴を埋めるのに適当なものはどれか。
① 件
② 轩
③ 家
④ 点
【正解】③ 家
⑵ 空欄⑵を埋めるのに適当なものはどれか。
① 朝
② 对
③ 给
④ 往
【正解】② 对
我们在一 ⑴ 家 饭店吃饭的时候,服务员问我们吃什么,我 ⑵ 对 她说:“姐姐,我想吃茴子白(huízibái)。”
(日本語訳)
私たちがあるレストランで、食事をしているとき、店員さんがわたしたちに何を食べるかを聞いてきた。私は、彼女に言った。「おねえちゃん、僕、茴子白(huízibái)を食べたい!」
(1)は、”饭店(レストラン)”に対する量詞の問題です。
「店、工場、企業、銀行」などの単語には、量詞の”家”を使います。
(例)一家旅馆「旅館1軒」、一家酒店「ホテル1軒」 、两家银行「銀行2軒」
(2)は、”对她说”「彼女に対して言う」というフレーズを覚えておきましょう。
ちょっと、応用編として、以下の言い方も良く使うのでセットで覚えておきましょう。
对我来说,他的态度很过分。
「わたしに言わせれば、彼の態度はとてもひどい。」
問(3)解説
⑶ 空欄⑶を埋めるのに適当なものはどれか。
① 在
② 正
③ 还
④ 再
【正解】① 在
服务员问我:“茴子白?茴子白是什么菜?我们这里没有。”我看了看旁边的客人,他们 ⑶ 在 吃茴子白。
(日本語訳)
店員が私に聞いた「茴子白(huízibái)?茴子白って、どんな料理?ここにはありませんよ。」私は、そばにいた客をちょっと見ると、彼らが茴子白を食べていた。
「彼らが、”今、その場で”茴子白を食べていた。」という、現在進行形を表すものを入れます。
そうすると、
A:他们 正在吃茴子白。
B:他们 在吃茴子白。
のどちらかとなりますが、選択肢を見て、① 在 を選ぶことができます。
選択肢が、上記のAだったら、正解率が高いと思うのですが、選択肢が”① 在 /② 正”となっていると、この2つで迷った方も多かったかもしれません。
問(4)解説
⑷ 空欄⑷を埋めるのに適当なものはどれか。
① 过
② 了
③ 着
④ 的
【正解】② 了
在家的时候我们都说茴子白,我第一次知道 ⑷ 了 “茴子白”是我们的方言,不是普通话。
(日本語訳)
家では、私たち家族は”茴子白”と言っていた。私は初めて“茴子白”という言い方が、普通語ではなくて、方言であることを知った。
以下の表現はよく使うので、そのままフレーズとして暗記してしまいましょう。
なお、最近は、SNSなどでも中国語を母国語とする方とチャットなどで、やり取りが簡単にできるようになりました。互いに言語を教え合って、勉強を進めている方も多いと思いますが、新しい言葉を教えてもらったときに使える言葉を一緒に覚えておきましょう。
我长知识了。
wǒ zhǎng zhī shí le「勉強になりました(学びました)」
我学到了。
wǒ xué dào le「勉強になりました(学びました)」
上記ともに、最後に、”谢谢!”をつけるて、”我长知识了,谢谢!”と書くと、もっと良いですね。
問(5)解説
⑸ 空欄⑸を埋めるのに適当なものはどれか。
① 才
② 刚
③ 又
④ 就
【正解】④ 就
如果到了外地,不说普通话,别人 ⑸ 就 听不懂你说的话。
(日本語訳)
もし、よその土地に行ったら、普通話を話せないと、ほかの人は話す言葉を理解できない。
”要是…(的话),‥就‥‥”「もしも…ならば…」
上記の呼応表現を覚えておいて、”如果”の後ろに”就”がくると覚えておけば完璧です。
しかし、この呼応を完璧に覚えるのは大変ですよね。
私は感覚的に、”就”というのは「すぐに、短い時間」というニュアンスで覚えているので、上記の文章は、「もし~ならば、すぐにあなたの言うことが分からなかった」と、頭の中で翻訳して、選択肢の中から”就”を選びました。
呼応表現の文法規則をすべて暗記するのが苦手なので、私は上記のような正解の導き方をしたのですが、間違っているぞ!というのがあれば、コメントで教えていただけると幸いです。
問(6)解説
⑹ 本文の内容と一致しないものはどれか。
① 幼儿园的老师不会说普通话。
② 北京人没听懂我的家乡话。
③ 说好普通话是非常重要的。
④ 我当时想吃的就是卷心菜。
【正解】① 幼儿园的老师不会说普通话。
① 幼儿园的老师不会说普通话。
「幼稚園の先生は、普通話を話すことができない」
こんなことは言っていませんね。むしろ幼稚園では先生が普通話を教えたと書かれているので、この文章が本文の内容と一致しないもの。つまり、正解となります!
② 北京人没听懂我的家乡话。
「北京人は私の故郷の方言を聞き取れない」
店員さんが聞き取れなかったと書かれていたので、これは本文の内容と一致します。
③ 说好普通话是非常重要的。
「普通話を話すことはとても重要です」
この点は、最後に書かれていますね。よって、これも本文の内容と一致します。
④ 我当时想吃的就是卷心菜。
「私は当時食べたかったものは、卷心菜である。」
当時食べたかったものは、“茴子白”ですが、これを普通話では”卷心菜”ということが書かれていたので、これも本文の内容と一致します。
全体の感想
いかがだったでしょうか?
この解説を書いている時点で、私は中国語検定3級に合格済み、HSK5級に合格済みで、中検2級の合格を目指しているレベルです。
今、振り返って、中検4級を受験したときを考えると、(今でもそうですが・・・)常に、圧倒的に知っている単語量が少なかったことが点数を取れない原因でした。
筆記の長文読解で、文章の意味があまりつかめない状態であれば、やはり知っている単語量が少なすぎます!
また、筆記の文章は読めるけど、リスニングでは、単語の聞き取りできる率がかなり下がるという方は、単語を音声で覚えていない場合がほとんです。
単語量を増やさないといけないことは分かっているけど、実践していないという方が圧倒的多数だと思います。
私は、長文の多読で単語力をつけようと思い、中検4級に合格後、あの有名は「聴読中国語(ちょうどく ちゅうごくご)」を買って勉強したのですが、難しすぎて挫折しました。
当時と比べると、ここ数年で、中国語学習本がかなり豊富になっています。
中検4級に合格、あるいは、中検3級をめざすうえで、
・単語力の増加
・多読
・リスニング力の強化
は必須です!
上記のレベル(学習時期)では、以下の『中国語解体新書』が超オススメなので、ぜひ本屋で手にとってみてみてください。
<単語量を増やしたい人・多読をしたい人>
中検4級~3級レベルに『中国語解体新書』が超オススメ!

中国語検定4級の過去問を徹底解説!
中国語検定受験者は過去問をチェックして得点力アップ!
随時更新中です!

